
中小企業が抑えて
おくべき
SEOの
基本ポイント5選

中小企業が抑えて
おくべき
SEOの
基本ポイント5選
ホームページを作ったけれど、「検索に出てこない」「アクセスが増えない」と悩む中小企業は少なくありません。実はSEO対策(検索で上位に表示させるための施策)の基本を押さえるだけでも、検索結果に表示されやすくなり、集客につながりやすくなります。
ここでは、実際の制作現場から見た SEOの基本ポイント5つ を紹介します。
ページごとに適切なタイトルと見出しを設定する
検索エンジンは、ページの「タイトル(titleタグ)」と「見出し(h1〜h3タグ)」を重視します。タグとは表示されるホームページ上には見えませんが、HTMLというホームページを構成するマークアップ言語の中で、文章の役割や構造を示すための記号のことです。
- titleタグ … ブラウザのタブや検索結果に表示されるページのタイトル
- h1タグ … ページ全体の大見出し(そのページで最も重要なテーマを示す)
- h2タグ … 章ごとの小見出し(内容を分けて整理する)
- h3タグ … さらに細かい小見出し(具体的なトピックを補足する)
例えば、「川越市の美容室」なら
- タイトル例:「川越市の美容室なら○○|カット・カラー・トリートメント」
- 見出し例:「川越市で人気の美容室○○のサービス」
このように「地域名+業種」をタグ内に盛り込むと、ローカル検索に非常に効果的です。
さらに「地域+業種」のキーワードを入れつつターゲティングや強みで訴求力を高め、他のワードでも順位向上を狙うことができます。
- 「川越市の美容室○○|メンズカットとダメージレスカラーが人気」
- 「川越市で髪質改善なら美容室○○|大人女性に人気のヘアケア&カラー」
モバイル対応(スマホ表示最適化)

現在インターネット利用者の約7割以上がスマートフォンからホームページを閲覧しています。
Googleも2019年以降、モバイルファーストインデックス(MFI) を導入し、検索順位の評価基準を「スマホ版サイト」に切り替えました。
つまり、スマホ対応が不十分なホームページは、それだけでSEOで不利になってしまうのです。
スマホ対応といっても、単に画面が縮小表示されるだけでは不十分です。小さな文字や押しにくいボタンなど使勝手が悪いホームページはユーザーの離脱につながります。結果的に「滞在時間が短い」「直帰率が高い」といったマイナス指標となり、検索評価にも影響を及ぼします。
そのため、モバイルSEOでは ディスプレイの大きさによりホームページのレイアウトが可変するレスポンシブデザインの採用 や 文字サイズ・行間の調整、タップしやすいボタン設計 が欠かせません。
ユーザーにとって「見やすく・使いやすい」設計こそが、検索エンジンからも評価されるホームページにつながります。
表示速度を改善する

ホームページの読み込みが遅いと、ユーザーは待たずに離脱します。Googleも「表示速度」を検索順位の要因に含めており、SEOにおいて欠かせない対策となります。
なかなか表示されないホームページが上位に表示されてしまうとユーザー体験を損ねる結果となり、検索エンジンとしての信頼性が下がってしまうことになるからです。
以下に表示速度の改善につながる効果的な対策をいくつかご紹介します。
画像を適切なサイズに圧縮する
容量の大きすぎる画像をそのまま使うと読み込みに時間がかかるため、表示サイズや解像度を考慮したリサイズをおこないます。
画像の読み込みはホームページの表示速度に直結しますので、SEOにおいて適切なリサイズは必須と言えます。
比較的新しく標準化されたファイル形式である WebP形式 を利用すれば、解像度を維持したまま高い圧縮率で画像を保存できるため、表示速度の改善に効果的です。
CSS・JavaScriptの最適化
CSSやJavaScriptといった内部構造の最適化 も大切です。
これらはホームページのデザインや動きをつけるための仕組みですが、不要な部分が多かったり重複した記述があると、その分だけ読み込みが遅くなってしまいます。
そこで、動作していない記述を減らしたり、できるだけ記述を纏めるなどの工夫をすることで、ページがスムーズに表示されるようになります。
また、ホームページの動きに関わるJavaScriptは「ページを開いてから順番に読み込む」などの処理を組み込むことにより、体感する速さを改善することができます。
サーバー環境を見直す
契約しているサーバーのスペックにより、表示速度が遅くなっている場合もあります。
レンタルサーバー会社によっては、契約しているプランにより処理速度が変わる場合もあるので確認しましょう。
不要なプラグインを減らす
現在ではWordPressなどのCMSを用いたホームページ制作が主流となっています。
CMSはプラグインを導入することにより、ホームページに様々な機能を比較的手軽で、安価に取り入れることができるようになりました。しかし、便利な機能を追加しやすい一方で、プラグインにより処理が重くなり、ページの読み込みが遅くなってしまっている場合があります。
使用しているプラグインが本当に必要かどうか見極め、導入は必要最小限に絞りましょう。
内部リンクの最適化
内部リンク とは、自分のホームページ内でページ同士をつなぐリンクのことです。
例えば「サービス紹介」ページから「お問い合わせ」ページに誘導するイメージです。
内部リンクを適切に設定することで、ユーザーが迷わず必要な情報にたどり着けるようになり、滞在時間が長くなります。
また、検索エンジンにとっても「このページとこのページは関連している」と理解しやすくなるため、適切な内部リンク構造でホームページ制作をすることにより、SEOの評価向上につながります。
コンテンツの質を高める

検索エンジンでは「検索意図を満たす記事」が評価されます。
例えば、ユーザーが「川越 ホームページ制作 費用」と検索した場合、費用の相場・料金プラン・注意点などを分かりやすくまとめてある記事が上位表示しやすくなります。
ページ内の文字数や検索キーワードの出現頻度もSEOの要素として重要ですが、それ以上に大切なのは「ユーザーが本当に必要としている情報を提供できているかどうか」 です。
ユーザーの視点に立って、「ユーザーの検索意図を満たす記事」を意識しましょう。
以上が、「中小企業が押さえておくべきSEOの基本5選」でした。
川越ホームページラボでは、このようにSEOの基盤となる内部対策を実装したホームーページ制作をおこなっています。SEOやホームページ制作でお困りの事業者様は、ぜひ一度ご相談ください。
この記事を書いた人

小林 宏之(Hiroyuki Kobayashi)
生まれも育ちも埼玉県川越市。
約20年にわたり、倉庫管理・運送業などに従事し、一部管理職などで現場作業を経験。その後、体調を崩したことで自身の働き方と向き合い、かねてより続けていたWeb制作・デザイン業務に本格的に転身。現在は川越市・坂戸市・鶴ヶ島市・東松山市・日高市・狭山市など地元地域を中心として、ホームページ制作やSEO対策の支援を行っています。
資格・スキル
- 国家資格:ウェブデザイン技能士2級・情報セキュリティマネジメント
- 全日本SEO協会:SEO検定1級・ウェブマスター検定1級
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